古事記はなんと宇宙創成の歴史から始まります!
古事記の本文は
この3柱から始まります。
が・・実は・・
これよりも前に神が登場しているんです。
それが序から始まる太安万侶が奏上する言葉に出てきます。
かなり抜粋しますが
「・・・乾坤(あめつち)初めて分かれて
参神造化(みはしらのかみあめ)の首(はじめ)と作(な)り」と
乾坤(あめつち)初めて分かれて
天と地が未だに分かれずという状態
そして参神造化
こちらが天之御中主神なんです。
つまり、天之御中主神前に何かがいる、というか、
あるということになります。
それはずばり・・無というものがあったのです。
その神の名は皇祖元主元無極主大御神
(ミオヤモトスミクライヌシノオオカミ)
天之御中主神にいくまでの時間は限りなく古く
まだ音、意識、時間、光・・ありとあらゆるものが何もない世界。
そんな時代が実はあったのでした。