ここがヘンだよ日本史

神道やら歴史やらを書いていきたいと思います。

古事記はなんと宇宙創成の歴史から始まります!

古事記の本文は

 

天之御中主神

高御産巣日神

神産巣日神

 

この3柱から始まります。

 

が・・実は・・

これよりも前に神が登場しているんです。

それが序から始まる太安万侶が奏上する言葉に出てきます。

 

かなり抜粋しますが

「・・・乾坤(あめつち)初めて分かれて

参神造化(みはしらのかみあめ)の首(はじめ)と作(な)り」と

 

乾坤(あめつち)初めて分かれて

天と地が未だに分かれずという状態

 

そして参神造化

こちらが天之御中主神なんです。

 

つまり、天之御中主神前に何かがいる、というか、

あるということになります。

 

それはずばり・・というものがあったのです。

その神の名は皇祖元主元無極主大御神

ミオヤモトスミクライヌシノオオカミ

 

天之御中主神にいくまでの時間は限りなく古く

まだ音、意識、時間、光・・ありとあらゆるものが何もない世界。

そんな時代が実はあったのでした。

 

古事記の編纂は誰がした?

古事記、昔は【ふることふみ】と呼ばれていました。

編纂者は稗田阿礼(ひえだのあれ)

が、この阿礼という人物はいったい何者なのか・・

史書には名前の出てこない人物です。

当然官位も不明、また、阿礼というのは女性につける名前なのです。

 

・・誰?女性なの?

 

稗田阿礼

実はペンネームなのです。

編纂したのは藤原不比等、本名は藤原史(ふひと)と書きます。

史とかく通り、彼は歴史を知る者でした。

 

この史さんが編纂した古事記について

これからちょこちょこ書かせていただければなと思っています。